学生の頃からモノを作ること、作ったモノを人に見てもらうことが好きで、ものづくりに関わる仕事に就きたいと思っていたんです。ただ専門的にクリエイティブを学んでいたわけではないので作り手じゃない。じゃあ自分に何ができるかなって考えて出た答えが企画営業でした。

コミケのブース、プロ野球のポスター、トレーディングカード、WEBサイト。大学卒業後は制作会社の企画営業として、いろんな制作に携わりました。お客様の相談を受けてクリエイターと一緒にカタチにする。多くの学びがあったし、楽しかったですね。ただ今までと違う環境で、作ったことがないものを手掛けたいという想いも芽生えてきて。そんな時に出会ったのがプライム１スタジオだったんです。

1メートルのキャラクタースタチューなんて作ったことが無かったし、もちろん売ったことだって無い。最初は製品とビジネスのスケール感に圧倒されちゃいました。ただただ「凄い！」っていう。そしてこれはやりがいがあるぞって感じたんです。スタチューというワンアンドオンリーな強みを持っているし、フィギュアやグッズも作っている。自分の経験を生かして挑戦するならこの会社だって思いました。

大きく分けて３つで、ひとつは卸営業。問屋様や小売店様にプライム１スタジオを知ってもらい、製品を仕入れていただくお仕事です。既存のお客様のフォローはもちろん、新規開拓のためのプレゼンテーションもあります。ふたつ目は催事関連ですね。アニメやゲーム、映画など、さまざまなポップアップが全国で開催されるじゃないですか。その企画・運営会社様と商談し、コンテンツが合致する製品を現地で販売していただきます。

そして３つ目がここ最近携わるようになったライセンス業務。こちらは製品をお買い上げいただく卸営業や催事とは異なり、ライセンサー様と折衝するお仕事になります。具体的には企画している製品の監修に関するやりとりですね。一緒にデコマスを見ながらポーズの角度を決めたり、いただいたご意見を社内のコンセプトチームにフィードバックしたり。ライセンスについてはまだまだ勉強中ですが、日本国内だけではなく海外ライセンサーとの契約もありますし、とてもスケールの大きい仕事だと日々実感しています。

他にはワンフェスや自社ショップで行う展示の設営作業などもありますね。自分でスタチューを運んで、現地で組み立てたりします。ポップアップでも同様の作業を行っているんですよ。

やっぱり「凄い！」の一言をいただいた時ですね。例えばワンフェスなどではいろんな方と話すんですけど、皆さん弊社の展示を見て「なにこれ、スゴいッ！」「ヤバっ！」みたいな驚きや、「おぉ～」「はぁ～」みたいな感嘆の声を上げてくれるんです。一般のお客様、問屋様、小売店様、メディア様、全部の方がですよ。ライセンサー様に監修で原型を見ていただいている時でさえ、「これはヤバいっすねー」って言っていただくぐらいです(笑)。
自分もプライム１スタジオの製品を見てそう思ったからわかるんですけど、心から驚きの声が出てしまうんですよ。こうした反応をダイレクトに体感できるのは本当に嬉しくて、営業職の特権だと思っています。もちろん現場に来れない社内のメンバーとも共有しますし、それで喜んでもらえたらなお嬉しいですね。

う～ん、やっぱり人間関係でしょうか。お取引先にしろ、社内にしろ、最高のゴールを目指して一緒に走るわけですけど、どうしてもすれ違ってしまうことはあります。多くの方と接する職種ですから、異なる立場の間に挟まれることも少なくないですし。ただ、そうした難しい状況こそ成長のチャンスですし、しっかり向き合って解決策を考えるようにしています。

あっ、普段の人間関係は良好ですから誤解の無いように（笑）。いい人が多いですし、部署や年齢の垣根も感じない。海外の方もたくさん働いてらっしゃるんですけど、外でばったり会った時なども気軽に挨拶できる間柄です。社屋からみんなで隅田川の花火大会を楽しんだりしますしね。

「フットワーク軽くあれ」ですね。10周年を超えたとはいえ、まだまだ若い会社です。絶えず変化を続けていますし、チャレンジを求められる場面も多い。自分の業務範囲を決めてしまうような方は、企画営業だと特に難しいですね。一方で「それ、やります」ってなんでも手を挙げられるポジティブな方にとっては、旧態依然としたやり方にとらわれない、チャンスを掴める環境だと思います。

商談もしなきゃならない、展示もしなきゃいけない、新しい取引先の開拓だって欠かせない。やることは多いですが、その分大きなやりがいを感じられます。ぜひ軽快なフットワークで挑戦してほしいです。