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ずっと日本のアニメやフィギュア、洋画が大好きで、香港にいる頃からよく観ていました。大学卒業後はアパレルのMDや健康食品メーカーの広告デザイナーとして働いていたんですけど、その間もいつかは日本でアニメやフィギュアなどに関わるお仕事をしたいと考えていたんです。

コロナが収束してからは旅行やワーキングホリデーで日本に来るようになり、ますますその気持ちは強くなりました。そんな時にプライム1スタジオで働いている友人から、求人があることを教えてもらって。大好きな作品のスタチューやフィギュアに関われる、今までに培ったデザインの経験も生かすことができる。これはチャンスだなって思い入社しました。

主に製品のパッケージや実店舗に設置するリーフレットなどを担当しています。どちらも製品の魅力を伝えるSPツールで、フィギュアのパッケージについてはそのまま製品の一部として飾ってもらうことだってある。ですから気は抜けませんが、その分やりがいを感じます。クリエイティブなアイデアをカタチにするのが、とても楽しいです。

他にはグッズやノベルティ、カタログにも関わることも。パッケージやリーフレット製作では関わらない部署の方とお話しすることが多く、普段とは違う刺激をもらっています。また大学ではファッションデザインを学んでいました。プライム1スタジオではアパレルも取り扱っているので、機会があればそちらにも携わってみたいですね。

大好きなアニメや洋画の製品に携わり、手掛けたものが公式デザインとして認められる。ずっと夢だったので、とても嬉しいですね。しかも自分と同じようにキャラクターコンテンツが好きな皆さんに喜んでもらえるんですから。入社間もない頃に直営店の新宿ギャラリーショップへ行ったんですけど、作ったばかりのリーフレットが配られているのを見て、「私の!」って感動しました(笑)。

上長や同僚など、周りからポジティブなフィードバックをもらった時も嬉しいです。デザイン制作部のリーダーは「いい感じ」など普段から気さくに声を掛けてくれますし、アートディレクターが「GREAT!」って言ってくれることもあるんですよ。みんなに掛けてもらう一言一言がやりがいになっています。

スタチュー、フィギュア、グッズとたくさんの製品をリリースしているので、締め切り前は残業も増えて本当に忙しいです。グラフィックデザイナーはひとりで黙々と作業する時間が多いので、集中力が途切れないよう工夫して取り組んでいます。

でも逆に言えば、そうした繁忙期の忙しさ以外はあまり思いつかないです。ちゃんとした理由があれば早退や有休など相談しやすいので、プライベートも充実できていますし。「イベント割」という福利厚生もあって、対象の映画、イベント、施設などの料金を補助してくれるんです。私もワンフェスなどへ行った際に利用しましたが、嬉しい制度ですよね。

そうだ、難しいといえば「敬語」ですね。香港にいる頃から日本語を勉強しているのですが、まだまだ敬語は上手く使えなくて。でもカジュアルな社風だし、みんな優しいから助かっています(笑)。

大好きな作品にデザインで関わり、作品が大好きなファンへ届ける。アニメや洋画といったキャラクターコンテンツが好きな方でしたら、とても魅力的なお仕事だと思います。中国や欧米の先輩や同僚も多いので、海外の方も安心して働けますよ。一緒に成長・挑戦しながら、最高のデザインを世界へ送りましょう!

グラフィックデザイナー

Michelle Li(ミシェル)

生まれ育った香港の大学でファッションデザインを学び、卒業後はアパレルのMDを経て健康食品メーカーで広告デザイナーとして従事した。日本でアニメやフィギュア、洋画に携わる仕事をしたいという夢を叶えるため、2024年からプライム1スタジオに入社。グラフィックデザイナーとしてさまざまな制作物を手掛ける傍ら、アニメがコラボした神社のお祭りやワンフェスなどにも積極的に足を運び、公私共に楽しんでいる。